47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

退職金の受け取り方の決定と受取額の試算

会社に退職金の受け取り方について指定する書類を提出しました。結局iDeCoに移換することにしましたが、色々と考えさせられました。

 

最初は税金のことは考えずに、全額一時金として受け取ろうとしていました。税金のことを知り、じゃあもう少し税金が低くなる年金にしようとして、さらににiDeCoに移換できることを知ってiDeCoに決定しました。

それぞれの総受取額の試算は以下の通りです (前提: 退職金は3100万円(内800万円が年金部分)、勤続年数は25年。病気のことを考慮して65歳までに受け取る。企業年金連合会への移換した場合は65歳以上でしか受け取れないので考慮しない)。

全額一時金として受け取る

全額3100万円を一時金で受け取る場合は、受取額をここ(退職金の税金 - 高精度計算サイト)で計算すると、約2830万円となります。

年金部分を年金(60歳から5年間)で受け取る

一時金で受け取る2300万円分の受取額は、同じく上のサイトで計算して約2170万円です。年金部分の受取額は、ここ(退職金の受け取り方法の選択 - 47歳でやむなくアーリーリタイア)にあるように、770万円となります。総受取額は約2940万円です。

iDeCoに移換する

一時金は上と同じく約2170万円です。iDeCoを受け取る際にかかる税金ですが、退職金控除を使ってから15年たつと会社に勤続していて確定拠出年金を掛けていた年数も勤続年数として計算されます。確定拠出年金は2007年に始めていますので、15年後の63歳(2034年)に一時金として受け取れば、1290万円までは税金が控除されます。全額控除できるので、総受取額は約2970万円となります。

iDeCoは受け取り方法として年金と一時金の併用という手もありますので、実際はもう少し多くても大丈夫です。

 

それぞれにメリットデメリットはありますが、税金が少ない方法を選択した方が有利かなと思いiDeCoに移換することにしました。ただ、iDeCoに多額の資金を預けることになりますので、よく考えないといけないですね。

 

まあ、この計算も、そのうち税制が変わってしまって意味なくなるかもしれないですけどね~