最近読んだ本の記録です。「ワン・シング」は良い本と思いました。
ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果 Keller with Jay Papasan (著)
何処かのブログでお勧めになっていて借りてみました。一度読んでいい本だと思います。知っているべき考え方が良くまとまっています。
読むと多分何処かで聞いたことがある内容だと思うはずです。私も実際読んだことはないのですが、もしかしたら読んだことがある?と思ったくらいです。しかし纏め方は良くできています。足りないところは、目的の見つけ方、やることのブレイクダウンの方法辺りかなと思います。
「それをすることで他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような私ができる"一つのこと"は何か」という問いかけは本質をついています。簡単に読み終わる本ですし、一度読んでみてよいと思います。
定年入門 イキイキしなくちゃだめですか 高橋秀実(著)
アーリーリタイアのブログで、定年後はきょういく(今日行くところがある)、きょうよう(今日用事がある)が大事というような話題とともに紹介されていたので借りてみました。
題名から定年後の生き方指南みたいな内容かと思ったのですが、定年した人々にインタビューをして纏めたものにちょっとした教訓を付けたものという感じです。普通の人の定年後の様子を覗きみてみたいという人は読んでも良いかな。
ちなみに「きょういく、きょうよう」の話は昔から言われている言葉で、書籍では「頭の体操」で有名な多胡昭さんの「100歳になっても脳を元気に動かす習慣術」辺りが初出らしいです。
ブッダの言葉 中村 元 (翻訳)、丸山 勇(写真)、佐々木 一憲(解説)
「反応しない練習」が良かったので、元になったブッダの教えについて調べてみようと、評判の良かったこの本を借りてみました。
内容が難しすぎたというのが感想です。難解というわけではないのですが、ブッダの教えをよく理解している人が、座右の書として持っておくような位置づけの本だと思いました。素人にはこの本だけを読んでも内容を役立てるのは難しいのではないでしょうか。
改めて「反応しない練習」に対して、素人向けにブッダの教えをかみ砕いて分かり易く説明しているなあと評価が高くなりました。