47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

読書記録 池上彰のお金の学校、知的生活

今日は朝銀行に行って定期預金をして、昼から投資セミナーという中々忙しい一日でした。これらの話は整理出来たらブログに書きたいです。

 

基本的には私立図書館で借りているのですが、人気のある本は何カ月も待たないといけない状況になっているので、中々借りることができません。予約していても数カ月も待たされるのはざらにありますね。 

池上彰のお金の学校 池上彰(著)

経済初心者向けの本としてブログ(https://www.hitode-festival.com/entry/2017/08/10/202916)に紹介されていたものを何冊か借りた中の一冊です。 内容は全部知っている内容ですが、お金に関して基礎知識を確認できます。よく纏まっていると思うので、経済について最初に読む本としてはお勧めだと思います。

金利国債の関係についての説明をこの本も含めて何度か読んだのですが、論理的には理解できるのですが、実際どうなのとは思います。国債の価値によって金利は変わるという説明なのですが、日本のように国債を(間接的に)日本銀行が買えるのなら、その通りに動くわけじゃないよねと。まだまだ勉強が必要かな。

知的生活 P・G・ハマトン(著)

追記: 英語版であれば、Amazonkindle版が無料で手に入るようです。

Twitterでこの本の一ページの中の、イマヌエル・カントの「こんな風に気持ちよくベッドの中にくるまっていると、自分より健康がいるのだろうかと思ってしまうよ。」という言葉が紹介されていて、興味を持って読んでみました。

知的生活(作家、芸術家、学者のようなものを考えるとだいたいあっていると思う)向けに心構えを書いたものです。言っていることとしては養老訓に似ているなあと感じました。

原書は1873年ですから150年以上前なので、古くなってはいますが現在に通じるところもあります。たとえば一章では、肉体的基礎を述べていますが、睡眠・運動・食事が一番重要としています。

500ページ以上あって、字がびっしり詰まっているボリュームのある本ですが、中身は色々な立場(「健康にすぐれない学生へ」など)に宛てた手紙仕立ての数ページの章が並んでいる形です。宗教や結婚観、貴族についてなど古いなあと感じるところもあるので、気になったところだけを読むのも良いと思います。

総評としては名著ではあるがお勧めとまでは言えないかなあと。どちらかというと若い人の向けの本ではないかと思います。