今日からゴールデンウイークですが天気は今一つ。体調も今一つなので家でじっとしています。
小池龍之介さんの著作を2冊(とその他1冊)読みました。実は、小池龍之介さんと草薙龍瞬さんを勘違いして借りていました。「考えない練習(小池龍之介著)」と「反応しない練習(草薙龍瞬著)」があって、ごちゃ混ぜになっていました。2冊読み終わってやっと勘違いしていたことに気づきました。両者とも仏教が根本にあるので、違うことを言っているわけではありませんが、小池龍之介さんの著書の方が仏教色が強めで、考えを押しつけている感じがします。
しない生活 小池龍之介(著)
「メールの返信が遅いと怒るのは何故?」→「自分にすぐに返信するのは当然だという妄想から」というような身近な悩みにこたえるエッセイになっています。
反応しない練習でも、思い込み・自分勝手な考え(=妄想)に反応しないようにしようという趣旨ですが、この本は妄想の具体的な例が挙げられているので、違う著者ですが、「反応しない練習」の副読本としてもいいかもしれません。
沈黙入門 小池龍之介(著)
同じく小池龍之介さんの著作です。この本は「しない生活」よりも仏教色が強めです。あとがきを呼んで気づいたのですが、この本が処女作のようで、最近は仏教色を薄めて書いているのかなという気がしました。仏教色が苦手な方にはお勧めしません。
一瞬で「自分の答え」を知る法 ゼン・クライア・デブラック(著)
こちらは、題名が気になって借りてみました。やりたいことが見つかるといった趣旨の本なのかと思っていたのですが、スピリチュアル系の本でした。「引き寄せの法則」とかそちらの方面の奴です。心の奥底では答えを知っているからそれに従って生きて行こうという感じです。内容は瞑想とも通じるところはありますが、瞑想の方が素直に受け入れやすいと思いました。