47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

読書記録 投資家が「お金」よりも大切にしていること

今日は雪だといってた割に、朝にちらちらしただけでほとんど降らなかったような気がします。私は一歩も家から出ていないので詳細は不明なわけですが。

 

さて、読書記録です。今回もここ(https://www.hitode-festival.com/entry/2017/08/10/202916)で紹介されていた本を読みました。悪い本ではないですが、投資の参考には余りならない本でした。

ブログのタイトルも「お金の本」であって「投資の本」ではないですし、参考にするブログを間違えたかもしれません。

投資家が「お金」よりも大切にしていること 藤野英人(著)

ちょっとした題名詐欺で「投資家(である私)が大切にしていること」ですね。「投資家(をしている人の全般)が」と期待して本を開くと失望するかもしれません。著者がお金に関して考えていることをまとめたコラムのようなものと思って読む分には良い本だと思います。

中身は持論を述べているだけなので、納得できるところもあれば、無理やりだなあと思うところもありという感じです。

ちょっと気になったのが、自己矛盾している箇所がところどころあることです。日本人はお客を大事にしすぎる(だからブラックなんだ)→日本の会社はお客を見ていない(だから会社が駄目になるんだ)に変わってしまったり。

でも、アメリカのヒーローはいつも(庶民から成りあがった)大金持ち(バットマンとかアイアンマンとかこれは大体そうだね)だけど、日本は公務員(水戸黄門大岡越前から始まって、ウルトラマンまで)多いんだとか。なるほどなあとか思ったところも多いです(どこかで聞いたことがある気もしますが)。

という感じでやっぱりコラム集みたいなもんだと思うのがいいと思います。著者も前書きで書いていますが、若い人向けでしょうね。