夜はだいぶん寒くなってきました。 体調は相変わらず今一つで、ちょっと集中して何かやるとだるくなってきてしまいます。
さて、4Kモニターを購入後、2カ月ほどしてから4Kを使用しているときに60Hzではなく、30Hzで動作していることに気づいてしまいました。 本当に色々とあって、やっと4K 60Hzで思った通り動作するようになったので、記録しておきます。
結論
長くなるので最初に結論ですが、苦労したくなければ、ソース(PCなど)とモニター/テレビは直結してしまうのが一番ということです。
私は、PCの出力をアンプ(Marantz NR1200)につないで、さらにアンプの出力をHDMIセレクタを通して、リビングのモニターと寝室のモニターの両方に繋ぎたかったので、散々苦労してしまいました。
4K 60Hz問題の始まり
4Kモニターの購入後2カ月は4K 30Hzで使用していましたが、全く気付きませんでした。
アクションゲームはFHD解像度で遊んでおり、FHDだと60Hz 出ていましたし、 アクションゲーム以外は、ウェブブラウジングやシミュレーション系のゲームをするくらいで4K 30Hzで動作していても気づくことはありませんでした。
気づいたきっかけは、Shadow of the Tomb Raiderをプレイした際に、GeForce Experienceの最適化が優先されて4K 30Hzとなってしまい、何かちらちらするなと感じて調べたことからです。
その後4K 60Hzが出ていないのがなんとなく気になって色々やってしまったという訳です。
アンプの設定
まず、Marantz NR1200ですが、購入時の設定では4K 60Hzには対応しておらず、60Hzで出力するためには、4K信号フォーマットを「標準」から「拡張」に変更する必要があります。
正確にはYCbCr 4:2:0 8bitであれば「標準」でも4K 60pが出るのですが、最近のグラボだとそんな設定はできないので、実質「拡張」設定は必須と思います。
ただ、設定を「拡張」に変えると、モニターに何も映らないという状態でした。
HDMIケーブル
そのときに使用していたケーブルが長さ5mのアナログHDMIのケーブルで、一応4K 60p対応を謳ってはいるものの5mをアナログケーブルで繋ぐのは無理があるというのは認識していました。 そこで、購入したのが光ファイバーケーブルのこちらです。
ケーブルを変えてアンプとモニターを直結すると4K 60Hzで映るようになりました。
仕方ないので、4Kを使用するPCは寝室のモニターに写すのはあきらめて、PCとリビングのモニターを直結して凌いでいました。
HDMI分配器/スプリッター
アンプから分配器を使用して二つのモニターに接続する構成が諦めきれず、以下のようにHDMIの分配器やセレクターを試しまくりました。
一覧にしてみると、こんな感じになります。
種別 | 製品名 | 価格 | 動作状況 |
---|---|---|---|
分配器 | サンワダイレクト HDMI 切替器 4K 60Hz 2入力1出力 1入力2出力 手動切替 | 2,980円 | 全く映らず |
分配器 | 8K HDMI 2.1切替器 iVANKY 4K@120Hz/8K@60Hz 双方向 切り替え器 | 3,099円 | 全く映らず |
分配器 | NIMASO HDMI 分配器 hdmi 切替器/セレクター 双方向 2入力1出力/1入力2出力 | 849円 | 全く映らず |
スプリッター | NMEPLAD HDMI分配器 4K60HZ HDMI2.0スプリッター 1入力2出力 同時出力 | 2,497円 | 全く映らず |
スプリッター | UGREEN HDMI 分配器 1入力2出力 HDMIスプリッター | 2,379円 | 映ったが、不安定で入力を切り替えると消えたりする |
スプリッター | avedio links HDMI 分配器 1入力2出力 同時出力 HDMI スプリッター | 2,488円 | 今のところ安定して使用できている |
最終的にはavedio linksのHDMIスプリッターを使用することで、希望する構成で動作するようになりました。
最後に
寝室でPCの画面を表示することなんてほとんどないのだから、PCとリビングのモニターの直結のままで良かったのではとか、 そもそも4K 30pで2カ月も気づかなかったのだから、4K 30pで良かったのではないかなどという考えが頭によぎるのは確かです。
しかし、それで済まないのがガジェオタというものですし、そこまで痛い出費でもないので結果としては満足はしています。