47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

退職金の受け取り方法の選択

私の会社の場合、退職金が一時金と企業年金に分かれています。一時金は退職時に受け取るのですが、年金部分は一時金としても、60歳以降に年金としても受け取れます。

追記: さらにまだ受け取り方法がありました。そちらは「企業年金の認識にまたまた間違いがあった - 47歳でやむなくアーリーリタイアの方に記載しています。

 

どちらにするかを考えるために、年金部分の800万について、受取金額がどうなるか計算してみました。

一時金として受け取る

一時金として受け取ると、退職金控除からはみ出てしまい、税金が140万円も掛かります。ここ(退職金の税金 - 高精度計算サイト)で計算。

そのため、受取額は約660万となります。

年金として受け取る

次に60歳から受給期間5年で受け取った場合です(終身部分も若干あり)。

まず、年率1.3%の利子がつき、総額850万円(年間170万円)になります。

次に税金ですが、年間170万円受け取った場合の税金を、ここ(公的年金(国民年金・厚生年金・共済年金・国民年金基金等)にかかる税金)から計算してみると、80万円が控除され、残り90万円が雑所得となり15%の税金が掛かります。税金は年間13.5万円となります。

5年間の総受取額を計算すると、約770万円になります。

訂正: 数値をいじりました。見逃していましたが、年金受け取りにした場合、翌年の国民保険料が高くなります。一年で約2万円ほど高くなるので、受取総額は約770万円が正しかったです。

どちらにするべきか

年金として受け取る場合、会社の倒産などで企業年金の原資が減らされるというリスクもありますが、110万円の差が出る(終身部分を考えるともっと)のであれば、年金として受け取った方が良さそうと思っています。