47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

読書記録 投資家のヨットはどこにある?

バフェットさんのお勧めされている本を図書館から借りてきました。もう一冊「証券分析」という本も借りてきたのですが、そちらは1000ページ近くある分厚い本で読み切れるかどうか不安になっています。

今回読んだのは「投資家のヨットはどこにある?」という題名で、題名からは投資家はどこに向かうべきかというような内容かなと思ったのですが、全然違いました。

投資家のヨットはどこにある? フレッド・シュエッド・ジュニア(著)

「投資家のヨットはどこにある?」というのは、ウォール街を見物に来た田舎者に、「あそこに並べられたヨットは、みな銀行家やブローカーのものですよ」と説明されたのに対して、「お客のヨットはどこにある?」と返したというウォール街で良く知られた小話が元だそうです。つまり、(投資家が受け取る)リターンは予測不能だが、(投資家が払う)コストは必ずかかるということを表しています。

本を通して言っていることは、「相場を予測することは不可能だ」という一言で言い表せられると思います。

この本の第一版は1940年に出版されたらしいのですが、言っていることのほとんどは今でも当てはまりそうです。たとえば、失敗したチャート分析家になぜ失敗したのか聞くと、「チャートを信じ切れなかったからだ」と答えたというのがありました。これって、今のYoutubeでも聞いたことがあります。

 

期待していた投資をどうやって行くかというのはわかりませんでしたが、投資がどういうものなのかというイメージは見えてきた気がします。