今日は変な時間に起きてしまい、朝方からまた寝てしまいました。でも体調は悪くない。
さて、今日は読んだ本の記録です。体調が悪い間は家で本を読むか、アクション性のないゲームをしています。それらが一番疲れない感じです。
ぼくたちに、もうモノは必要ない 佐々木典夫(著)
ミニマリストにちょっと興味があり、原点みたいな本のようなので借りてみました。「断捨離」とか「こんまり」とか「瞑想、マインドフルネス」などのエッセンスが入ったものですね。
「ミニマリスト」という呼び方が誤解を招くものになっていると思います。目的はモノを減らすことではなく、モノを減らすことにより承認よくとか物欲とか、仏教でいう「苦」を自然と減らそうというものだと理解しました。
「こんまり」や「反応しない練習」などの本を読んでいる人はあまり新しい内容はないかもしれません。でも、モノを減らすメリットが説明されていて、断捨離のモチベーションアップにはなりそうです。そのあたりに興味のある人にはお勧めできると思います。
考具 加藤昌治(著)
ブログで勧められていたので読んでみました。アイデアや企画を考えだす方法をまとめた本です。2003年に出された少し古い本なので、その辺りに興味のある人にとってはもう知っているよという内容かもしれません。むしろこれが種本になって情報が発信されているのだと思います。マインドマップやオズボーンのチェックリストなどのツールが紹介されています。一つ一つのツールの説明内容が薄いので、実際に使うのであれば、インターネットに転がっている情報の方が有用です。ただ、さらっと読めるので、入門書としてはいいと思います。
「その日暮らし」の人類学 小川さやか(著)
少し前に予約していた本です。この本を借りたきっかけは忘れてしまいました。「小説宝石」という月刊誌に連載されたエッセイをまとめたものです。読み切りのエッセイを纏めたものなので、全体としてはそんなに纏まりはないです。
基本的には文化人類学的にタンザニアの人々の暮らしを紹介した本になります。
- 最小限の努力で生きる農耕民族
- 転々と仕事を変えながら都市で生きる人々
- 中国人との商売のやり取り
- コピー商品(パチもの)に対する考え方
- 借りに対する考え方
こんな感じで人々の暮らしや考え方を観察して書かれています。何か主張したいというような本ではないです。
アフリカに旅行に行きたいのであれば、これを読んでおけば旅行はさらに楽しめそうです。後は文化人類学(様々な地域の暮らし)に興味があるといる人は、読んで面白いと思います。