今日もまだ調子が今一つです。昨日から家にこもって「証券分析」を流し読みしていました。「証券分析」はバフェットさんがお勧めしている書籍の中に入っているということで読んでみました。
証券分析 ベンジャミン・グレアム＋デビッドL・ドッド(著)
証券アナリストであれば読むべき本なのかもしれませんが、普通の特に日本の投資家にはそれ程お勧めではないと思います。証券分析という書名が付いていますが、証券全般の説明をしているような本です。
優先株や個別債権などの説明が多く、証券分析の方法に関する説明が少ないように思われます。また、証券分析についても基礎的な内容が少なく、落とし穴(配当を増やして株価を吊り上げている場合があるなど)みたいな説明が多いです。この辺りは別の証券分析の書籍を読むとまた評価が変わるかもしれません。
この本の趣旨は、証券分析をして今後も安定して配当が出せる株や企業価値に対して株価が低い株を見つけて投資しようということなので、投資してリスク分散しようという私のメインの目的と合っていません。よく考えると「証券分析」なんだから当然ですよね。あまり考えずに書籍を選んでしまっていました。
もう2冊予約しているんですが、そちらもバリュー投資についての書籍なんですよね。もっと投資全般に関する書籍を探すべきかもしれません。
