47歳でやむなくセミリタイア

病気のためセミリタイアをすることに。現在は週20時間程度のバイトをしています。その他、雑多なことを記録として書いています。

読書記録: 「天冥の標」5巻まで

梅雨に入ってから相変わらず調子が上がらない。まあ悪くなっていないだけましと思います。

読書にもなかなか身が入らない感じですが、セミリタイア関係のブログで紹介されていた「天冥の標」というSF小説を読んでいます。まだ途中ですが、まだ先が長いので途中までの感想を書いておきます。

天冥の標 小川一水(著)

私は知りませんでしたが、小川一水さんはSF小説では有名な方らしいです。天冥の標は全10巻で、10年にわたり刊行され、今年の初めに完結したばかりのようです。
私はまだ5巻までしか読んでいないのですが、今のところの評価はそんなに高くないです。
一巻一巻が読み切りで完結している形になっているのですが、それぞれが中途半端に感じられます。最後にすべてを纏めて一件落着という形になるのでしょうが、私としては一巻一巻のラストがもう少しまとまった形になってほしいと思います。特に1巻のラストで、俺たちの戦いはこれからだという感じだったのに、2巻でいきなり1巻の何百年前の話になってガクッとしてしまった。

最終巻まで出ていなかったら、2,3巻目くらいで投げ出していたかもしれません。面白くなるのはここからだと思いますので、最終巻まで読んでみたいと思います。