さて、今日はちょっと寒かったか?昨夜もあまり寝られなかったのですが、がっつりお昼寝をしたので今は元気です。
さて、久々に図書館で本を借りて読んだのでその記録です。
世界幸福度ランキング 上位13ヵ国旅してわかったこと マイケ・ファン・デン・ボーム著
書名通りと言いたいのですが、実際は「わかったこと」ではなくて、「幸福について聞いてみた」位が正しいと思いました。
各国の人々へ、その人がどうして幸福と思っているのかというのをインタビューして内容をまとめた本です。
インタビューをそのまま本にしているので、結構俗な発言も含まれています。 たとえば、「自分よりもっと貧しい人々もいる、私はまだましなので幸福だ」というような発言もあります。
読みにくい
話があちこちに飛んでていて纏まっていないと感じました。 ある国のインタビュー記事に、唐突に別の話が出てきたりと、整理されておらず読み辛かったという印象です。
結局人それぞれか
時間があるから幸せという人もいれば、朝から晩まで働いているのに幸せという人もいる。 今ここに集中するのが幸せと考えている人もいれば、自分の使命に向かうことが幸せと考える人もいる。
結局の所自分が幸せと感じているから幸せなんだという結論に思えました。
ドイツの幸福度ランキングは向上中
作者はドイツ人で、ドイツの幸福度ランキングが低いということが、この本を書くきっかけとなっています。 ただ、ちょっと気になって調べてみたら、昨年の幸福度ランキングではドイツは、153ヶ国中17位と上位になっています。
何があったのかというのが、ちょっと気になりました。
ちなみに日本は62位です。そこまで悪くないなと思います。
日本で評価が低い項目が「寛容さ」と「主観満足度」。寛容さは1ヶ月以内に寄付をしたかが設問になっており、寄付文化の薄い日本では加点しにくい。一方主観満足度は、日本は非常に低い。こちらは、人生評価において楽しいか、辛いかという主観質問への回答。日本は、主観レベルが非常に低いことがわかる。
日本人だと、儲かってますか?と聞かれたらぼちぼちでんなあと答える気がするので、上位になる気はしません。